CD
- 1.いいわけ NHKドラマ10『この声をきみに』主題歌
- 2.RISKY
- 3.STAY WITH ME
- 4.いいわけ -Instrumental-
DVD
- JUJU HALL TOUR 2016
WHAT YOU WANT -3rd selection- - 1.始まりはいつも突然に
- 2.Unsatisfied
- 3.PLAYBACK
- 4.What You Want
あなたがこれまで、した、された、
最高のいいわけ・最低のいいわけは何ですか?
ポスターにお名前、サイン、メッセージをいれてプレゼント!!
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是非みなさまの“いいわけ”をお聞かせください。
(※10月末頃、当選者の方にはDMさせて頂きます。)
自身のルーツでもある歌謡曲を、“スナック”という遊び心の効いたテーマでカバーした『スナックJUJU ~夜のRequest~』のロングヒット、そしてこのアルバムを携えた全国ツアー『-ジュジュ苑スぺシャル- スナックJUJU アリーナツアー2017』では10万人超を動員と、2017年も精力的に活動してきたJUJU。8月には恒例のブルーノート東京でのJAZZライブ『JUJU JAZZ LIVE 2017』も大盛況に終わり、次なる動向に注目が集まっていた彼女から待ちに待った新曲の報が届いた。タイトルは『いいわけ』。本作は現在放映中のNHKドラマ『この声をきみに』の主題歌として書き下ろされた楽曲で、前作『Because of You』から7カ月ぶりのシングルとなる。
表題曲のプロデュースを手掛けたのは小林武史。カバーアルバム大ヒットのきっかけを作った楽曲「Hello, Again ~昔からある場所~」のMy Little LoverやMr.Childrenのプロデューサーとしておなじみの小林氏が、オリジナル曲では初めてJUJUとタッグを組んだ。楽曲はというとドラマチックなストリングスホーン に複雑なジャズのリズムを取り入れたトラックに、JUJUの艶っぽく憂いを帯びた歌声が絡み合う、まさに大人のラブソングといった様相。「声と曲調にちょっと怪しいような湿った感じがあったので、それを大事にした」と小林氏もコメントを寄せている通り、一聴して背筋がゾクゾクするような妖艶さを漂わせるアレンジとなっている。〈愛してるなんて先に言わせないで キスよりあなたの声聞かせて〉と、恋の駆け引きを赤裸々に綴った歌詞にもJUJUらしさが冴え渡る。
また、カップリングにはシティポップ風の歌謡サウンドの妙が光る新曲「RISKY」、1980年代に活躍した兄弟グループ、DeBargeの名曲「Stay With Me」の極上カバーを収録。「カップリングの2曲も私的に大のお気に入りです」とJUJU本人もお墨付きのパッケージとなっている。
ここ最近のJUJUのリリース曲を振り返ると、「PLAYBACK」「What You Want」「believe believe」などアッパーなパーティチューンを立て続けに発表する一方で、「WITH YOU」「Because of You」など王道のバラードで手堅く締めるという、アーティストとしての振れ幅の大きさを見せつける構成が目立った。加えて、名曲と呼ばれている楽曲たちのカバーに挑戦したことは、彼女が“歌”そのものと向き合う時間ともなったように思う。同じ曲調に偏らずファンに常に驚きを与える存在であろうとすることと、既存の楽曲を自分なりの世界観の中に落とし込むための包容力を身につけること。それらを経てJUJUはますます多彩な表現力を手に入れた。
その証拠に本作「いいわけ」ではそんな幾多もの難題をクリアした彼女の真骨頂ともいうべき仕上がり。楽曲の中で歌われている恋に落ちたときの切実な願いや想い、やるせなさやままならなさ。それらを紡ぐ言葉に、声に、感情が溢れている。人生のあらゆる場面で万華鏡のように移り変わる女心、とりわけ恋に身を焦がしかき乱される心を歌うことの多かった彼女ではあるが、表現力を増したことで楽曲により味わい深く、深く胸に突き刺さるような説得力が生まれている。演じる役ごとに違う一面を見せる女優のように、表情豊かな歌声は、“オンナの本音”を代弁する歌い手としてのJUJUの存在を今後ますます高めていくことになるだろう。
10月10日、12日には、“JUJUの日”スペシャル企画として総勢27名による特別編成のビッグバンドを率いて『JUJU BIG BAND JAZZ LIVE “So Delicious, So Good”』を開催。ライフワークとも言えるジャズで新たな境地を目指す。常にアップデートされるシンガー、JUJUから目が離せない。
文=渡部あきこ
Real Sound
表題曲のプロデュースを手掛けたのは小林武史。カバーアルバム大ヒットのきっかけを作った楽曲「Hello, Again ~昔からある場所~」のMy Little LoverやMr.Childrenのプロデューサーとしておなじみの小林氏が、オリジナル曲では初めてJUJUとタッグを組んだ。楽曲はというとドラマチックなストリングスホーン に複雑なジャズのリズムを取り入れたトラックに、JUJUの艶っぽく憂いを帯びた歌声が絡み合う、まさに大人のラブソングといった様相。「声と曲調にちょっと怪しいような湿った感じがあったので、それを大事にした」と小林氏もコメントを寄せている通り、一聴して背筋がゾクゾクするような妖艶さを漂わせるアレンジとなっている。〈愛してるなんて先に言わせないで キスよりあなたの声聞かせて〉と、恋の駆け引きを赤裸々に綴った歌詞にもJUJUらしさが冴え渡る。
また、カップリングにはシティポップ風の歌謡サウンドの妙が光る新曲「RISKY」、1980年代に活躍した兄弟グループ、DeBargeの名曲「Stay With Me」の極上カバーを収録。「カップリングの2曲も私的に大のお気に入りです」とJUJU本人もお墨付きのパッケージとなっている。
ここ最近のJUJUのリリース曲を振り返ると、「PLAYBACK」「What You Want」「believe believe」などアッパーなパーティチューンを立て続けに発表する一方で、「WITH YOU」「Because of You」など王道のバラードで手堅く締めるという、アーティストとしての振れ幅の大きさを見せつける構成が目立った。加えて、名曲と呼ばれている楽曲たちのカバーに挑戦したことは、彼女が“歌”そのものと向き合う時間ともなったように思う。同じ曲調に偏らずファンに常に驚きを与える存在であろうとすることと、既存の楽曲を自分なりの世界観の中に落とし込むための包容力を身につけること。それらを経てJUJUはますます多彩な表現力を手に入れた。
その証拠に本作「いいわけ」ではそんな幾多もの難題をクリアした彼女の真骨頂ともいうべき仕上がり。楽曲の中で歌われている恋に落ちたときの切実な願いや想い、やるせなさやままならなさ。それらを紡ぐ言葉に、声に、感情が溢れている。人生のあらゆる場面で万華鏡のように移り変わる女心、とりわけ恋に身を焦がしかき乱される心を歌うことの多かった彼女ではあるが、表現力を増したことで楽曲により味わい深く、深く胸に突き刺さるような説得力が生まれている。演じる役ごとに違う一面を見せる女優のように、表情豊かな歌声は、“オンナの本音”を代弁する歌い手としてのJUJUの存在を今後ますます高めていくことになるだろう。
10月10日、12日には、“JUJUの日”スペシャル企画として総勢27名による特別編成のビッグバンドを率いて『JUJU BIG BAND JAZZ LIVE “So Delicious, So Good”』を開催。ライフワークとも言えるジャズで新たな境地を目指す。常にアップデートされるシンガー、JUJUから目が離せない。
文=渡部あきこ
Real Sound
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2018年4月~8月
全国ホールツアー開催
全国ホールツアー開催
恋に落ちたときの切実な願いや想い、やるせなさやままならなさ。
絶妙に微妙な心境を小林武史さんの素敵なアレンジの上で大切に歌わせていただきました。
いいわけしがちな方も、いいわけなんていらない!とヤキモキされている方も、
とにかくみなさまにお楽しみいただけたら嬉しいです。
カップリングの2曲も私的に大のお気に入りです。
シングル1枚まるっとみなさまの心に届きますように!!
あとはJUJUと演奏者のリズムとグルーヴですかね。
大胆かつ繊細に、息をもつかせぬ熱を帯びた感じに仕上がったと思います。
いいわけ無用の出来となりました。